審査の緩い、通りやすいおまとめローンはどこか?
独自審査の中小消費者金融のおまとめローンならブラックリストでも融資OKなのか?
複数の借入を借り換えて一本化するおまとめローンは毎月の返済負担を減らす方法として人気があります。
しかしおまとめローンは融資額が大きい、申込者には必ず他社借入債務があるといった商品特性上、通常のカードローンやキャッシング等よりどうしても審査が厳しくなる傾向があり、審査に通過できない方も多いです。
審査の緩いおまとめローンがどこなのか、知りたくなる気持ちはとても理解できます。
そこでこの記事ではどのおまとめローンがいいのか、金融機関別のおまとめローンのメリットとデメリット、ブラックリストでもおまとめローンで借りれる可能性や申込時の注意点について解説しました。ぜひ参考にしてください。
人気の中小消費者金融・街金一覧
中小消費者金融 | ブラック対応 | 備 考 |
アロー | 相談可能 | 他社延滞中は不可、無職、勤続1年未満、収入証明書類を提出できない方は不可 |
フクホー | 相談可能 | 大阪で全国対応の老舗街金。主婦、無職、自営・会社役員は不可 |
ダイレクトワン | 相談可能 | 全国に7店舗。最短即日融資も可能。セブン銀行とイーネットATM利用可能 |
セントラル | 相談可能 | 全国に17店舗。WEB申込で最短当日融資可能 |
プラン | 相談可能 | 他社延滞中は不可。大阪に2店舗。来店できない人は郵送契約 |
フタバ | 不可 | ブラック全般不可、他社借入3件まで可 |
アルコシステム | 相談可能 | 他社延滞中は不可。自己破産や債務整理経験者も相談が可能 |
スカイオフィス | 相談可能 | 他社延滞中は不可。最短即日融資が可能 |
ニチデン | 相談可能 | 他社延滞中は不可、京都・大阪・兵庫・滋賀・奈良・和歌山・三重の方のみ |
ハローハッピー | 相談可能 | 他社延滞中は不可、令和6年7月に街金アルクを吸収合併。大阪・難波に来店可能な方は即日融資も可能 |
街金おまとめローン | ブラック対応 | 備考 |
中央リテール | 相談可能 | 他社借入5件以上かつ200万円以上の方で契約時に東京・渋谷へ来店可能な方 |
ユーファイナンス | 相談可能 | 他社借入が3件100万円以上の方で契約時に東京・台東区へ来店可能な方 |
おまとめローンの審査が通りやすいのは銀行か消費者金融か街金か
複数の借金を1つのローンに一本化するおまとめローンは多くの銀行では他社からの借り換え可能なフリーローンとして取扱いがあります。
またアコムやアイフルといった大手消費者金融でも貸金業法に基づく借り換えローン(おまとめローン)を取り扱っており、街金(中小消費者金融)でもおまとめローンの取扱いがあります。
銀行、大手消費者金融、街金のおまとめローンをそれぞれおおまかに比較すると以下のようになります。
金融機関 | 総量規制 | 審査難易度 | 金利 |
---|---|---|---|
銀行のおまとめローン(フリーローン) | 総量規制対象外(銀行法に基づく) | 高め | 低め |
大手消費者金融のおまとめローン | 総量規制の例外(貸金業法に基づく) | 中程度 | 高め |
街金(中小消費者金融)のおまとめローン | 総量規制の例外(貸金業法に基づく) | 中程度 | 中程度 |
おまとめローンは銀行が金利が低いため最もおすすめできますが、銀行ゆえに審査が厳しいというデメリットがあります。
また銀行によっても審査難易度に多少の差があり、メガバンクよりもネット専業銀行やお住まいの地域の地方銀行の借り換え対応フリーローンの方が借りやすい傾向はあります。
一方、消費者金融では大手、中小ともに総量規制の例外貸付としておまとめローンを取り扱っています。
消費者金融では貸金業法により通常は総量規制により年収の1/3を超える借入はできませんが、おまとめローンに関しては総量規制の例外として、年収の1/3を超える金額の借入が認められています。
複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。
引用元:総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
大手消費者金融のおまとめローンの金利は通常のカードローン商品とあまり変わりませんが、来店不要で契約できるメリットがあります。
一方で街金(中小消費者金融)のおまとめローンは来店契約のところであれば大手よりも金利が低い傾向があり、審査も独自基準による柔軟さが期待できます。
ご自身の状況にあった借入先のおまとめローンを選ぶと良いです。
おまとめローンに借り換えるメリット
100万円を超える借り換えは金利が絶対に年率15.0%以下となる
おまとめローンの大きなメリットの1つは、合計で100万円を超える借り換えの場合は金利が必ず年率15.0%以下になることです。
これは利息制限法による上限金利制限に基づくもので、100万円を超える融資を行う場合は年率15%以上の利息を請求すると法律違反になります。このため違法なヤミ金業者等でない限り、どの金融会社でも絶対に厳守します。
◯元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
引用元:上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
◯元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
◯元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%
クレジットカードのリボ払いや消費者金融からの借入で年率18%や20%といった高金利で返済していた場合、100万円以上をおまとめローンに借り換えることで最大でも15%以下の金利に抑えられます。
現在おまとめローンに借り換えできる借金が合計100万円を超えており、さらに年率15.0%を超える金利で借りている場合は、長期的に見ると返済総額の減額につながる可能性があります。
返済先を1つにまとめることで返済の手間が楽になる
おまとめローンの重要なメリットの1つに、返済先を1カ所にまとめることによる手間の軽減があります。
3件、4件、5件と複数の借入がある場合、それぞれに異なる返済日や返済方法があり管理が煩雑になりがちです。
クレジットカードの支払い、複数の消費者金融からの借入など、それぞれに異なる返済日や口座からの引き落としがあると、毎月の資金繰りにも気を使います。
おまとめローンを利用すると、毎月の返済日が一つになり一回の引き落としで全ての返済が完了するため、返済忘れのリスクも大幅に減少します。
返済状況の把握も容易になり家計管理の効率化にもつながります。
返済期間を長く設定することで毎月の返済額を減らせる
おまとめローンではカードローンやキャッシングなどの通常の借入よりも返済期間を長く設定することで、毎月の返済額を減らすことができます。
例えば総額100万円の借入を3年で返済する場合と5年で返済する場合を比較すると、後者の方が毎月の返済額は少なくなります。
以下は100万円を年率15.0%で借りて、3年、5年、10年で返済した場合の返済額を試算した表です。
おまとめローン100万円の返済例
3年返済 | 5年返済 | 10年返済 | |
返済回数 | 36回 | 60回 | 120回 |
毎月の返済額 | 約34,739円 | 約23,790円 | 約16,133円 |
返済総額 | 約1,250,604円 | 約1,427,400円 | 約1,935,960円 |
利息総額 | 約250,604円 | 約427,400円 | 約935,960円 |
100万円を年率15%で借りている場合、3年返済(36回)だと毎月約34,739円ですが、5年返済(60回)だと約23,790円程度、10年返済だと約16,133円程度に毎月の返済額を抑えられます。
消費者金融のおまとめローンであっても毎月の返済額を減らせることが貸金業法に基づいて定められているため、おまとめローンへの借り換えは確実に月々の返済額を減額できます。
1か月の負担額について、借換え後の負担額が、借換え前の負担額を上回らない。
引用元:総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
ただし返済期間が長くなると返済総額は増加するため、余裕ができた時には繰り上げ返済を行うなど、早期完済を目指して返済総額を抑える努力も必要です。
おまとめローンはブラックリストでも審査に通るのか
融資額の大きいおまとめローンはそもそも審査が厳しい
おまとめローンは複数の借入を一本化する便利な金融商品ですが、金融機関にとっては貸付リスクが大きいため、審査は基本的に厳しい傾向があります。
おまとめローンは複数の他社借入を借り換えるため通常のカードローンやキャッシングよりも融資額が大きくなり、さらに申込者は必ず3件、4件、5件など複数の借金を抱えているという特徴があります。
おまとめローンの審査に通過するためには、指定信用情報機関に登録されている信用情報に延滞や破産といった事故情報(異動情報)がないのはもちろんのこと、収入証明書類(最新の源泉徴収票・給与明細2ヶ月分等)をきちんと準備して返済能力をしっかり示すことも重要になります。
信用情報の開示でブラックリストかを確認する
自分の信用情報が不安な方は、おまとめローンの申込をする前に信用情報の開示請求をしてみるのがおすすめです。
自分の現在の信用情報を具体的に確認するには、内閣総理大臣から指定を受けた指定信用情報機関であるCIC、JICC、KSC(全国銀行個人信用情報センター)が行なっている信用情報の本人開示請求を行います。
以前はそれぞれの機関に来所するか郵送による開示しかできませんでしたが、現在はインターネット開示により全国どこからでもすぐに利用できます。
指定信用情報機関 | 主な加盟事業者 | インターネット開示手数料 決済方法 |
---|---|---|
CIC | クレジットカード会社、消費者金融等 | 500円 クレジットカード、携帯キャリア決済 |
JICC | クレジットカード会社、消費者金融、信販会社、リース会社等 | 1,000円 クレジットカード、携帯キャリア決済、コンビニATM、ペイジー対応金融機関ATM、オンラインバンキング |
KSC | 銀行、信用金庫、信用組合、農協、保証会社等 | 500円 クレジットカード、携帯キャリア決済、PayPay |
CIC、JICC、KSCはそれぞれ相互に信用情報を共有しているため、いずれか1カ所に信用情報の開示を行えば自身の信用情報の状態は全てわかります。
CRIN(Credit Information Network)とは、当社および全国銀行個人信用情報センター、株式会社日本信用情報機構の三機関間で行っている交流ネットワークです。それぞれの信用情報機関が保有する信用情報のうち、延滞に関する情報および各信用情報機関にご本人が申告した本人確認書類の紛失盗難に関する情報などを交流しています。
引用元:信用情報の交流|信用情報とは|指定信用情報機関のCIC
開示できる情報は3機関で同じですが手数料や決済方法が異なるため、ご自身で利用しやすい決済方法が使える所を選ぶとよいです。
信用情報開示報告書の見方については、CICの「信用情報開示報告書の見方」という資料を参考にしてみるとわかりやすいです。
銀行・大手消費者金融のおまとめローンはブラックリストにOKは絶対に出ない
銀行と大手消費者金融のおまとめローンは指定信用情報機関の信用情報を用いた自動審査によるスクリーニングを行なっています。
信用情報に問題のあるブラックリストの方は、この自動審査によって半ば強制的に弾かれてしまうため、審査に通過して借り換えOKとなることはほぼ確実にありません。
信用情報の開示請求をして異動情報が見つかった場合は、銀行と大手消費者金融のおまとめローンへの申込はやめておくのが賢明です。
審査落ちが確実なばかりでなく申込履歴が信用情報に残るので、後から他のローン契約などを行う際にも審査で不利になることがあります。
一方で街金(中小消費者金融)のおまとめローンでは信用情報による審査はもちろん行われますが、それだけでは融資の可否の判断はせず、融資担当者がさまざまな角度から融資の可能性を検討します。
自動審査だけでなく人の目による審査も行われるため、銀行や大手消費者金融のおまとめローンがダメだった方も街金(中小消費者金融)のおまとめローンであれば、審査通過の可能性もいくらか残されています。
延滞ブラックは延滞状況を解消できれば街金のおまとめローンなら可能性あり
街金(中小消費者金融)のおまとめローンは信用情報に問題のあるブラックの方でも、ブラックの内容によっては融資を受けられる可能性があります。
一口にブラックリストと言っても、その内容によってはいくつか種類があります。
金融ブラックの種類 | 現在の状況 |
---|---|
スーパーブラック | 現時点で総量規制超え、現在他社延滞・滞納中、現在債務整理した借金を返済中 |
ブラック | 過去に61日以上の延滞・滞納の経験あり、債務整理の借金返済を終えて5年未満 |
申込ブラック | 短期間での複数社申込から6ヶ月未満 |
現在他社の借入を延滞中の方、任意整理などの債務を返済中の方はスーパーブラックと呼ばれ、こうした方は街金のおまとめローンでも審査に通過する可能性はまずありません。
しかし過去に返済を滞納したことはあるけど現在は延滞が解消されている方や、短期間での複数申し込みによる申込ブラックの方などは、可能性は低いですが相談に応じてもらえる場合もあります。
債務整理ブラックのおまとめローン契約は街金でも極めて困難
現在債務整理中(任意整理・個人再生)の債務整理ブラックの方のおまとめローンの契約は街金でも極めて困難です。
債務整理中でありながら新たにおまとめローンに借り換えを検討するほどの債務を抱えている状態は、街金も融資はリスクが高いと判断します。
借金の返済が困難となり一度法的な手続きをして借金を減額したにもかかわらず、再び借金を増やしておまとめローンを検討しているのですから、お金を貸す立場の金融会社としてはお引き取り願いたい相手となるのは仕方ないと言えます。
10万円以下の少額であれば債務整理中でも借りれる街金はありますが、融資額が大きいおまとめローンとなると街金でも融資は困難だと考えてください。
申込ブラックは街金なら相談には応じてもらえる可能性がある
申込ブラックとは短期間に複数の金融機関に融資の申し込みをしたことで信用情報に多数の照会記録が残り、新規の借入れが一時的に困難になった状態を指します。
この状態は一時的な信用低下と見なされ、他のブラックリストに比べれば軽度と言えます。
そのため独自の基準で審査を行う街金であれば申込ブラックの状態でもおまとめローンの相談に応じてくれる可能性があります。
申込ブラックの場合、実際の返済遅延や債務不履行があったわけではないため、現在の収入状況や返済能力を示すことができれば街金なら融資の可能性が開かれる場合もあるのです。
街金(中小消費者金融)のおまとめローンは自社審査で大手より低金利
街金(中小消費者金融)のおまとめローンは大手消費者金融とは異なり、店頭への来店による契約となるところが多いです。
主な中小消費者金融のおまとめローン
おまとめローン | 実質年率 | 限度額 | 返済期間 |
中央リテールのおまとめローン | 年率10.95%~13.0% | 500万円まで | 最長10年(1~120回) |
ユーファイナンスのおまとめローン | 年率7.3%~15.0% | 100万円~700万円 | 最長10年(1~120回) |
デイリーキャッシングのおまとめローン | 年率8.5%~14.5% | 50万円~600万円 | 最長10年(1~120回) |
いつものおまとめローン | 年率4.8%~18.0% | 1万円~500万円 | 最長60回(2ヶ月~5年) |
AZの貸金業法に基づくおまとめローン | 年率7.0%~18.0% | 30万円~200万円 | 最長7年3か月(1〜87回) |
大手消費者金融各社(アコム、アイフル等)は証券市場に上場していたり、銀行傘下になるなどで大量の資金調達も可能です。
しかし街金は小規模ゆえに融資を実行するための資金調達も大手とは違い限界があります。
そのため融資額の大きいおまとめローンでは貸付対象の資金需要者を直接きちんと見定めたいと考えるところが多いのです。
ただし来店契約となる街金のおまとめローンは契約に手間がかかるものの、大手よりも金利が低い傾向があります。
街金でも大手と同様に来店不要のおまとめローンを取り扱うところもありますが、金利も大手と同様となり来店契約の街金より金利が高い傾向があります。
お住まいの地域でおまとめローンの取り扱いがある街金があれば、大手よりも優先的に申込を検討することをおすすめします。
街金(中小消費者金融)のおまとめローン契約時の注意点
来店時に話が違うと感じたら契約せずに退店する
街金のおまとめローンの申し込みをした際、事前に電話やインターネットで確認した条件と、実際に来店してから提示された条件が異なる場合があるかもしれません。
特に注意したいのが「現在の債務は自己破産か任意整理をした方がよい」などと言われ、おまとめローンの契約ではなく弁護士を紹介されるようなケースです。
これは弁護士への手数料稼ぎのために融資をチラつかせて来店させる紹介屋といわれる手口です。
最近はあまり聞かないものの、昔は貸付資金が底をついている小規模な街金がこうした方法に手を染めることがあり、実際にこのような手口が発覚して金融庁から営業停止処分を言い渡された街金も過去にはありました。
金融庁の登録貸金業者検索サービスでは営業停止等の行政処分の記録が残ってしまうため、一度営業停止処分等を受けた街金は処分明けにしばらくすると社名変更をして営業を続ける例が多いです。
おまとめローンの契約のために来店したのに話が違うと感じた場合、契約せずにすぐに退店することも選択肢として覚えておいてください。
街金になりすましているヤミ金業者に注意する
街金でおまとめローンを申し込む際は、街金になりすましている違法なヤミ金業者に注意が必要です。
正規の貸金業者の名称や貸金業登録番号を偽ってWebサイト等に掲載し、個人情報を盗み取ったり法外な利息のローンを契約させるなどの被害が起こり得ます。
中小の貸金業者の多くはこうしたヤミ金のなりすましの被害に遭っており、各社とも公式サイト上で注意喚起を行なっています。
最近エイワの社名を使い「大口一本化」「300万円までスピード融資!」といった内容の勧誘メールを、携帯電話等に送信してくる事案が発生しています。当社とは一切関係がありませんのでご注意ください。
引用元:類似広告にご注意ください。 | キャッシング・消費者金融のエイワ
街金のおまとめローンを申し込む前に、金融庁の登録貸金業者検索サービスにて、貸金業登録番号や広告用電話番号で調べてみることをおすすめします。
街金おまとめローンおすすめ3選
中央リテールのおまとめローンは他社借入5件以上200万円以上の借り換えが可能
中央リテールのおまとめローンは複数の借入を一本化して返済負担を軽減するための商品です。他社借入が5件以上あり合計200万円以上の方で契約時に東京・渋谷へ来店可能な方におすすめです。
融資限度額は最高500万円で、年利10.95%~13.0%という比較的低金利での借り入れが可能です。返済期間は最長10年(120回)と長期にわたる返済計画を立てられるのが特徴です。
審査から融資までのスピードも特徴の一つで、審査は最短2時間、融資は最短で翌営業日に受けられます。
またおまとめローンは総量規制の対象外となっているため、年収の3分の1を超える借入も可能です。
契約には東京都渋谷区にある店舗への来店が必要ですが、申し込みはウェブサイトや電話で24時間受け付けています。
中央リテールは貸金業務取扱主任者という内閣総理大臣認定の国家資格を持つ担当者が対応し、返済計画の相談にも乗ってくれるため、多重債務に悩む人や返済負担の軽減を求める人に適した商品といえます。
貸付金額 | 500万円まで(貸金業法に基づくおまとめローン) |
---|---|
貸付利率 | 実質年率10.95%~13.0% |
返済期間 | 最長10年(1~120回) |
貸付対象 | 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方 |
担保・保証人 | 原則として不要 |
運営会社 | 中央リテール株式会社 東京都渋谷区道玄坂2-25-7-6F 東京都知事(5)31283号 日本貸金業協会会員第005560号 |
中央リテール公式サイトはこちら
ユーファイナンスのおまとめローン(東京・台東区)
ユーファイナンスのおまとめローン「借り換え専用ビッグローン」は貸金業法に基づく借換専用のローン商品です。
最低貸付金額が100万円からとなっており他社借入が3社100万円以下の方はお申込になれません。
逆に言えば他社借入が3件以上で合計100万円以上の借入がある方にはおすすめのおまとめローンです。
返済期間が最長10年あり、返済期間を長くとることで月々の返済額を減らすことも可能です。
申込はインターネット経由で行えますが、契約には東京・台東区にある店舗まで来店する必要があります。
貸付金額 | 100万円~700万円(ビッグローン(貸金業法に基づく借換ローン)) |
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貸付利率 | 実質年率7.3%~15.0% |
返済期間 | 最長10年(1~120回) |
必要書類 | 身分証(健康保険証、運転免許証、パスポート等)、所得証明書 |
担保・保証人 | 原則不要 |
運営会社 | 株式会社UCS(ユーファイナンス) 東京都台東区小島2-14-5 毛利ビル7F 東京都知事(6)第29876号 日本貸金業協会会員第005801号 |
ユーファイナンス「借り換え専用ビッグローン」申込はこちら
デイリーキャッシングのおまとめローン(東京・台東区)
デイリーキャッシングのおまとめローンは融資限度額は50万円から600万円までで、実質年率は8.5%~14.5%と比較的低金利での借り入れが可能です。
融資限度額が50万円からでありながら金利も最高年率14.5%と、100万円以下の借り換えであっても金利が法律で定める上限の年率15.0%を下回ります。
年率18.0%ほどで借りているカードローンやキャッシングの借り換えに好適と言えます。
返済期間は最長10年(120回)と長期にわたる返済計画を立てられます。
おまとめローンは総量規制の対象外となっているため年収の3分の1を超える借入も可能ですが、デイリーキャッシングのおまとめローンは返済のみで追加の借入はできません。
担保や保証人は不要で20歳以上で定期収入のある方が利用できます。
申し込みはインターネット、電話、来店のいずれかの方法で受け付けており、審査後に契約・融資となります。
貸付金額 | 50~600万円(貸金業法に基づくおまとめローン) |
---|---|
貸付利率 | 実質年率8.5%~14.5% |
返済期間 | 最長10年(120回) |
貸付対象 | 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方 |
担保・保証人 | 原則として不要 |
運営会社 | 株式会社デイリープランニング 東京都台東区東上野1-7-12徳永ビル 東京都知事(2)第31698号 日本貸金業協会会員第005977号 |
デイリーキャッシング公式サイトはこちら
銀行のおまとめローンに借り換える際の注意点
主な銀行のおまとめローン | 実質年率 | 限度額 | 返済期間 |
東京スター銀行スターワン乗り換えローン | 年率9.8%・12.5%・14.6% | 30万円以上1000万円以下(申込時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限る) | 10年(いつでも繰上返済可能) |
auじぶん銀行カードローンau限定割借り換えコース | 年率0.98%~12.5% | 100万円以上800万円以内 | 1年(原則として審査のうえ自動更新) |
横浜銀行カードローン | 年率1.5%~14.6% | 10万円以上1,000万円以内(10万円単位) | 1年(1年ごとの自動更新) |
静岡銀行しずぎんフリーローン | 年率4.5%~14.5% | 最高500万円まで | 最長10年 |
貸金業者の借金を銀行おまとめローンに借り換えると総量規制の枠が復活する
総量規制とは貸金業者からの借り入れ総額が年収の3分の1を超えないように制限する法律です。しかし銀行からの借り入れはこの総量規制の対象外です。
そのため銀行のおまとめローンに借り換えることで既存の貸金業者からの借金が完済されると、その分の総量規制の枠が復活します。
例えば年収300万円の人が貸金業者から100万円の借り入れをしている場合、その分が総量規制の枠に含まれますが、銀行のおまとめローンへ100万円を借り換えた後は、総量規制対象の借入はゼロとなり、再び別の貸金業者での借り入れが可能になるのです。
銀行のおまとめローンへの借り換えは、おまとめローン自体のメリットである低金利化と月々の返済額の低減に加え、総量規制対象の借入が再び可能となる利点があります。
しかし再び安易な借入につながってしまいやすいデメリットもあるため、利用には十分な注意が必要です。
銀行のおまとめローンは保証会社が現在借入中の金融会社のものは避ける
銀行のおまとめローンは保証業務だけを別の系列の金融会社が保証会社となって行なっているケースが多いです。
この保証会社が現在借入中の金融会社となっている場合は、審査が厳しくなる可能性も考えられるため避けた方が賢明です。
以下が主な銀行のおまとめローンと保証会社の組み合わせです。
銀行のおまとめローン | 保証会社 |
---|---|
東京スター銀行スターワン乗り換えローン | 株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンス、アイフル株式会社 |
静岡銀行しずぎんフリーローン | 株式会社オリエントコーポレーション、エム・ユー信用保証株式会社、アイフル株式会社 |
auじぶん銀行カードローンau限定割借り換えコース | アコム株式会社 |
横浜銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
保証会社の欄にはアイフル、アコム、SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)等、大手消費者金融の名前が挙がっているのがわかります。
アイフルで借りている人は、アイフルが保証会社となっている東京スター銀行や静岡銀行のおまとめローンは避けた方が良いでしょう。
同様にプロミスで借りている人は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証会社となっている横浜銀行カードローンは避けるのが賢明です。
他の地方銀行やネット専業銀行のおまとめローンに借り換える場合も、ローンの保証会社がどこかを確認してから検討するのがおすすめです。
銀行のおまとめローンのおすすめ
東京スター銀行のおまとめローンは繰上返済がいつでも手数料無料
東京スター銀行のおまとめローンは東京スターダイレクト(インターネットバンキング)を通じて、簡単かつ手数料無料で繰上返済の手続きを行うことができます。
おまとめローンの繰上返済には手数料が数千円程度かかる銀行が多いですが、東京スター銀行の場合は家計に余裕のあるときはいつでも積極的に繰上返済の手続きを進められるのが大きなメリットです。
繰上返済は一部繰上と全額繰上の両方が可能で、一部繰上返済の場合は期間短縮型と返済額軽減型の2種類があります。状況に適した方を選ぶとよいでしょう。
ただしご利用いただける方の条件に「前年度の税込年収が200万円以上の方」「給与所得者の方で、正社員・契約社員・派遣社員の方」とあります。
このため収入が少ない方やパート・アルバイト・自営業の方はご利用になれません。
貸付金額 | 30万円以上1,000万円以下(1万円単位) ※申込時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限る |
---|---|
貸付利率 | 年率9.8%・12.5%・14.6%(固定金利・保証料込) |
返済期間 | 最長10年(1~120回) |
返済方法 | 元利均等月賦返済 |
貸付対象 | 申込時満20歳以上65歳未満の方 給与所得者の方(正社員・契約社員・派遣社員の方) 年収200万円以上の方 保証会社の保証が受けられる方 |
担保・保証人 | 原則として不要 (株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスまたはアイフル株式会社が保証) |
運営会社 | 株式会社東京スター銀行 (The Tokyo Star Bank, Limited) 東京都港区赤坂二丁目3番5号 |
静岡銀行しずぎんフリーローンは全国対応で借り換えが可能
静岡銀行のしずぎんフリーローンは地方銀行のフリーローンですが、お近くに静岡銀行の店舗がない方でもインターネット支店に口座開設することで来店不要で契約を完了できます。
最高500万円までの借入が可能で、返済期間は最長10年間と長めに設定できるため、月々の返済負担を抑えることができます。
金利は年4.5%から14.5%の固定金利で審査結果により決定されます。
繰上返済に関してもインターネットバンキングサービス「しずぎんダイレクト」から一部繰上返済する場合は手数料無料です。
全国対応で使い勝手のよい銀行おまとめローンとしておすすめです。
貸付金額 | 最高500万円まで |
---|---|
貸付利率 | 年4.5%、年7%、年9%、年10%、年12%、年14.5%のうち審査で決定 |
返済期間 | 6カ月以上10年以内 |
返済方法 | 元利均等月賦返済 |
貸付対象 | 申込時満20歳以上70歳未満の方で保証会社の保証が受けられる方 ※外国人の方は永住者または特別永住者の方に限ります ※学生の方はお申し込みいただけません |
担保・保証人 | 原則として不要 (株式会社オリエントコーポレーション、エム・ユー信用保証株式会社、またはアイフル株式会社が保証) |
繰上返済 | 手数料一律6,600円(税込) しずぎんダイレクトからの一部繰上返済は手数料無料 |
運営会社 | 株式会社静岡銀行 静岡県静岡市葵区呉服町1丁目10番地 |
あまりメリットのない大手消費者金融のおまとめローン
来店不要だが金利面のメリットが薄い大手消費者金融のおまとめローン
大手消費者金融の貸金業法に基づく借り換えローンの商品スペックは以下の通りです。
おまとめローン | 実質年率 | 限度額 | 返済期間 |
プロミスおまとめローン | 年率6.3%~17.8% | 300万円まで | 最長10年(最大120回) |
アコム借り換え専用ローン | 年率7.7%~18.0% | 1万円~300万円 | 最長12年3ヵ月(最大146回) |
アイフルかりかえMAX・おまとめMAX | 年率3.0%~17.5% | 1万円~800万円 | 最長10年(最大120回) |
SMBCモビットおまとめローン | 年率3.00%~18.00% | 800万円 | 最長160回(13年4ヵ月) |
レイク de おまとめ | 年率6.0%~17.5% | 10万円~500万円 | 最長10年(最大120回) |
総量規制の例外貸付に当たる要件を満たすために月々の返済額を減らすよう返済期間は長く設けられていますが、最高金利は各社とも年率17.5%〜18.0%ほどで、通常のカードローン商品とほぼ変わらない金利です。
借り換えを行う合計金額が100万円以上となる場合は利息制限法に基づいて金利は最高でも年率15.0%となります。
しかしそれでも金利は年率14%台を提示する銀行のおまとめローンや一部の中小消費者金融のおまとめローンと比較すると高いと言えます。
さらに返済期間が長く設けられている分、返済総額が相当な高額なることを覚悟しなくてはなりません。
大手消費者金融のおまとめローンへの借り換えにメリットがあるとすれば、
- 来店不要でおまとめローンの契約ができる
- 借入先が信用できる大手金融会社である
この2点に尽きます。
銀行のおまとめローンは審査に通らず、お住まいの地域に低金利のおまとめローンを取り扱う街金もない。そのような場合の選択肢の一つとして考えるのがおすすめです。
借り換え後も銀行のように総量規制の枠が復活したりしない
消費者金融のおまとめローンは総量規制の例外貸付にあたりますが、銀行のおまとめローンと異なり貸金業者での借金を借り換えても、借り換えた分だけ総量規制の枠が復活するわけではありません。
消費者金融のおまとめローンに借り換え後に他の消費者金融からお金を借りる場合、審査では別の貸金業者からの債務があると認識されるため、審査通過は困難となります。
例えばアイフルのおまとめローンで総量規制以上に借りている場合、アコムやプロミスでの新たな借入は基本的には難しいと考えられます。
自営業の方や個人事業主の方がビジネスローンとして別の消費者金融へ申し込む場合は、個人事業者に対する貸付けは「総量規制の例外貸付」となるため審査通過の可能性も考えられます。
しかし一般の方が消費者金融のおまとめローンへの借り換え後に別の消費者金融から新たに借入するのは困難だと考えましょう。
大手消費者金融のおまとめローンおすすめ
アイフルのおまとめローンはクレジットカードのリボ払いもおまとめ可能
アイフルのおまとめローン(おまとめMAX・かりかえMAX)は金利が年率3.0%〜17.5%、返済期間は最長10年(120回)となっています。
正直なところスペック的には他社(アコム、プロミス、レイク等)ともほとんど差がありません。
おまとめローンの借り換え対象債務は貸金業者の債務(カードローン、クレジットカードのキャッシング)に限定されることが多いです。
しかしアイフルのおまとめローンの場合、借り換え可能な債務として銀行ローンやクレジットカードのショッピングリボ払いも対象とする点が他社にない大きな特長となっています。
銀行ローンからの借り換えはあまりメリットがないものの、クレジットカードのリボ払い残高が積み上がっている方にとっては返済期間を長くして月々の返済額を減らせるメリットが出てくる場合があります。
大手消費者金融の他社と比べると、アイフルはおまとめローンの融資にも力を入れていると言えます。大手消費者金融のおまとめローンとしては一番おすすめできるでしょう。
アイフルはおまとめローンの契約も来店不要でWeb上で完結します。
ローン名称 | アイフルを利用中・利用したことがある方:おまとめMAX アイフルの利用が初めての方:かりかえMAX |
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貸付金額 | 1万円~800万円(貸金業法に基づくおまとめローン) |
貸付利率 | 実質年率3.0%~17.5% |
借換対象債務 | 銀行や貸金業者からの借入債務、クレジットカードのショッピング債務等 |
返済期間 | 最長10年(120回) |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
貸付対象 | 満20歳以上69歳までの方 定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
担保・保証人 | 原則として不要 |
運営会社 | アイフル株式会社 京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1 近畿財務局長(14)第00218号 日本貸金業協会会員第002228号 |