TECROWD(テクラウド)は海外不動産ファンドの運用実績が豊富な不動産クラウドファンディングです。
モンゴルやカザフスタンといった新興国に現地グループ会社を持ち、その強みを活かした高利回りの海外不動産ファンドを組成しています。
投資家は1口10万円からTECROWD(テクラウド)の海外不動産ファンドに出資できます。
TECROWD(テクラウド)にはサービス開始以来、元本割れ0件の償還実績がありますが実際のところはどうなのか。
TECROWD(テクラウド)は怪しい海外不動産投資の儲け話ではないのか。
この記事ではTECROWD(テクラウド)についてさまざまな角度から検証し、実際に出資した投資家の口コミや評判も含めて解説します。
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テクラウド(TECROWD)とは?基本情報まとめ
TECROWD(テクラウド)は一口10万円から出資できる不動産クラウドファンディングです。
運営会社 | TECRA株式会社 |
想定利回り | 年率5.0〜11.0% |
最低投資金額 | 10万円から出資可能 |
運用期間 | 6ヶ月〜24ヶ月 |
運用実績 | 組成ファンド数:63件 ※2024/06/01時点 |
メリット | 元本割れ0件(※2024/06/01時点) 海外不動産に手軽に出資できる |
TECROWD(テクラウド)の不動産クラウドファンディングは経済発展の顕著な新興国の海外不動産も扱っているのが大きな特長です。
海外不動産ならではの平均年率8.0%以上の高い想定年利回りをファンドを提供していながら、これまで一度も出資金の元本割れをしたことがなく安定した配当を実現しています。
海外不動産という国内では情報を集めにくい不安要素はあるものの、日本の優れた建築技術を世界に広めたいという運営会社の創業社長の強い理念が海外不動産の累計共同開発実績50億円超という豊富な実績・ノウハウとなり、高配当に結びついています。
新興国へも日本の建設技術を伝承したいと強く思い、2014年モンゴルプロジェクトを開始。モンゴルに滞在し、建設プロジェクトに携わる。日本から新興国へ、暮らしを向上させる機会を創出したいとの思いから 不動産クラウドファンディング事業を開始。
役員紹介-COMPANY|TECRA株式会社
1口10万円からの出資のためある程度の投資資金を保有している人向けですが、高い利回りと他社にないユニークな物件・案件に投資できるのがTECROWD(テクラウド)の不動産クラウドファンディングです。
TECROWD(テクラウド)の運営会社
サービスサイト | https://tecrowd.jp/ |
運営会社 | TECRA株式会社 (法人番号:2021001042746) |
設立 | 2004年11月 |
資本金 | 1億5,660万円 |
代表取締役 | 代表取締役 今井 豊和 / 業務管理者 伊藤 将 |
所在地 | 〒220-6004 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3−1クイーンズタワーA |
登録免許 | 不動産特定共同事業の種別:第1号・第2号 不動産特定共同事業 許可番号 神奈川県知事 第12号 宅地建物取引業:神奈川県知事許可(4)26122号 建設業許可(特-30)第74708号 |
グループ会社
運営会社 | 株式会社インベスコアジャパン (法人番号:8010001199897) |
設立 | 2019年4月 |
資本金 | 6,110万円 |
代表取締役 | 代表取締役 並木 宏仁 |
所在地 | 〒220-6004 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3−1クイーンズタワーA4F |
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TECROWD(テクラウド)の仕組みと特長
TECROWD(テクラウド)は不動産特定共同事業法(国土交通省管轄)に基づき認可を受けて不動産クラウドファンディングの運営を行っており、多くの投資家に安心感と透明性を提供することを目指しています。
そのためにどのような仕組みと特長を備えているかを確認してみましょう。
TECROWD(テクラウド)は新興国の海外不動産ファンドに強み
TECROWD(テクラウド)は、不動産クラウドファンディングでさまざまなタイプの物件を取り扱っています。
その中には経済発展が顕著な新興国(主にカザフスタン、モンゴル等)のオフィスビルやレジデンス、国内の障がい者を対象とした集合住宅(グループホーム)などもあります。
TECROWD(テクラウド)ではこうした多様な物件に投資することができ、リスクの分散やポートフォリオの最適化にも役立ちます。
またTECROWDが運用する物件の建設監修には信頼性の高い国内外のコンストラクションマネジメント会社が関与し、建設プロジェクトが予算内で期間内に所定の品質基準を満たすように進行管理しています。
海外不動産ではKVLグループのような国際的なコンストラクションマネジメント会社の関与も含まれており、物件の品質や運用の安定性の確保に努めています。
運営会社グループは海外の国際格付機関で高い評価を受けている
TECROWD(テクラウド)ではファンドの組成・運営は運営会社であるTECRA株式会社が行っています。
TECRA株式会社はインベスコアグループに属する企業です。
TECROWD(テクラウド)の公式サイトによると、インベスコアグループは長年モンゴルにて金融業や不動産開発業を行ってきた企業グループで、イタリアの国際的格付機関であるMFR Rating Committeeから中央アジア企業としては非常に稀、モンゴル企業としては史上初である「A-High」という非常に高い格付けを取得していると記載があります。
海外の格付機関の評価なので日本の個人投資家にとっては馴染みがなく判断が難しいところですが、実際にMFR Rating Committeeのサイトではインベスコアグループがそうした評価を受けていることが確認できます。
海外不動産の開発や取引に関してはこれまでのファンド運用の実績からも十分にあると考えられます。
出資金の優先劣後構造の採用による投資家の保護
TECROWDは投資家の保護を重視しており、そのために優先劣後構造を採用しています。
優先劣後構造とは投資家(優先出資者)と運営会社(劣後出資者)の間でリスクを分担する仕組みで、運営会社が劣後出資を、投資家は優先出資を行います。
万が一、対象不動産の価値が下落し損失が生じた場合はまず劣後出資分が損失の負担を受けることになります。
これにより投資家の出資分の損失リスクが抑えられるため、投資家は安心してファンドに出資を行うことができます。
優先劣後構造は投資家の利益を守るための重要な要素であり、TECROWDが提供する不動産クラウドファンディングの安心材料の一つと言えます。
なお優先劣後構造の出資割合はファンドごとに異なるため、ファンドに出資を決める前に必ずファンドの詳細情報を確認しましょう。
不特法に基づく出資金の分別管理体制
TECROWDでは投資家から預かった出資金は不動産特定共同事業法に従い資金と会計の明確な分別管理を実施しています。
銀行口座も含めて投資家の資金は適切に分別管理されることになっています。
TECROWD(テクラウド)では不動産特定共同事業法(不特法)の第1号、第2号事業の許可を取得しています。
具体的には事業者(運営会社)の財産と不特事業(不動産クラウドファンディング)で運用する財産を区別し、不特事業契約ごとに金融機関の口座で管理することが法律で求められています。
運営会社の帳簿や銀行口座とは全く別にファンドごとの帳簿作成や専用口座の利用が求められており、運営会社が不正に資金流用等をすることができない仕組みです。
法律で定められている事柄とはいえ、これにより運営会社が万が一倒産の危機に陥るような状況になってもファンドに応募した投資家の資金は分別管理により守られることになります。
グループ内の現地金融会社を通じた為替変動リスクヘッジ
TECROWD(テクラウド)では海外ファンドにおける物件取得費用、運用費用、分配金などの円建て化を実施することで為替変動によるリスクを回避しています。
通常であれば為替のリスクヘッジのための為替予約は相応の取引コストがかかるほか、TECROWD(テクラウド)が手掛けるモンゴルやカザフスタンのような新興国マイナー通貨では為替予約そのものができない場合もあります。
しかしTECROWD(テクラウド)はグループ企業の中に中央アジア現地の金融事業会社(InvesCore NBFI JSC)があり、この金融会社を通じて低コストで取引の円建て化を実現しています。
TECROWD(テクラウド)ではグループ内に海外の現地金融会社を持つという独自の強みを活かした為替変動対策が取られています。
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TECROWD(テクラウド)の運用ファンド実績
運用ファンド数 | 63件(募集中、運用中、運用終了の全てを含む)(2024/06/01時点) |
運用期間 | 4ヶ月〜121ヶ月 |
想定年利回り | 5.00%〜11.50%(募集中、運用中、運用終了の全てを含む) |
元本割れファンド | 0件 |
TECROWDの過去20ファンド一覧
ファンド名 | 年利 | 運用期間 | 優先劣後比率 | 出資金額 |
TECROWD63号ファンド COLOMBO INTERNATIONAL AIRPORT HOTELS スリランカ | 10.80% | 35ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 6億2490万円 |
TECROWD62号ファンド COLOMBO INTERNATIONAL AIRPORT HOTELS スリランカ | 10.50% | 36ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 15億6240万円 |
TECROWD61号ファンド THE SECOND Chousei Beach Village 千葉 | 8.50% | 60ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 4億5360万円 |
TECROWD60号ファンド Wyoming Data Center アメリカ | 9.50% | 12ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 14億円 |
TECROWD59号ファンド Ambassador Residence モンゴル | 8.00% | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 5550万円 |
TECROWD58号ファンド THE SECOND PREMIUM Ito Ocean House 日本 | 10.0% | 12ヶ月 | 優先95%:劣後5% | 4億2910万円 |
TECROWD57号ファンド Ambassador Residence モンゴル | 8.0% | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 4956万円 |
TECROWD56号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU八王子川口町」 | 8.0% | 24ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 13億1700万円 |
TECROWD55号ファンド Texas Energy Park アメリカ | 11.50% | 36ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 17億6350万円 |
TECROWD54号 THE SECOND nasukogen forest house 日本 | 7.0% | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 13億6000万円 |
TECROWD53号ファンド Texas Energy Park アメリカ | 11.50% | 36ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 30億2050万円 |
TECROWD52号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU八王子中野山王」 | 8.0% | 24ヶ月 | 優先95%:劣後5% | 4億2320万円 |
TECROWD51号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU八王子美山町」 | 8.0% | 24ヶ月 | 優先95%:劣後5% | 3億9370万円 |
TECROWD50号ファンド Ambassador Residence | 8.0% | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 7895万円 |
TECROWD 49号ファンド ZONE shinsaibashi west | 7.0% | 24ヶ月 | 優先95%:劣後5% | 3億8970万円 |
TECROWD48号ファンド Hoimor office / Ambassador Residence | 8.0% | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 9955万円 |
TECROWD47号ファンド KHAN VILLA phase2 カザフスタン | 10.0% | 14ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 13億430万円 |
TECROWD46号ファンド KHAN VILLA phase2 カザフスタン | 10.0% | 14ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 15億3250万円 |
TECROWD45号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU加須大門町」 | 6.50% | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 6200万円 |
TECROWD44号ファンド KHAN VILLA phase2 カザフスタン | 10.0% | 14ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 9億8000万円 |
TECROWD 43号ファンド ZONE shinsaibashi west 日本 | 7.0% | 24ヶ月 | 優先95%:劣後5% | 3億8970万円 |
TECROWD 42号ファンド ZONE shinsaibashi west 日本 | 7.0% | 24ヶ月 | 優先95%:劣後5% | 519,600,000円 |
TECROWD41号ファンド Heiwa Residence カザフスタン | 10.0% | 24ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 1,345,000,000円 |
TECROWD40号ファンド THE NOVUM Kaisenova カザフスタン | 9.0% | 12ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 500,000,000円 |
TECROWD 39号ファンド セントラルパーク・イースト幕張パークタワー | 5.0% | 12ヶ月 | 優先70%:劣後30% | 68,550,000円 |
TECROWD38号ファンドWhite House in Chaikina phase2 カザフスタン | 9.5% | 12ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 655,000,000円 |
TECROWD37号ファンドWhite House in Chaikina phase2 カザフスタン | 9.5% | 12ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 604,000,000円 |
TECROWD36号ファンド Miras Townhouse カザフスタン | 9.5% | 9ヶ月 | 優先80%:劣後20% | 520,000,000円 |
TECROWD35号ファンド KHAN VILLA カザフスタン | 11.0% | 7ヶ月 | 優先70%:劣後30% | 351,500,000円 |
TECROWD34号ファンド THE SECOND Kujukuri Beach House 日本 | 8.0% | 121ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 59,500,000円 |
TECROWD33号ファンド KHAN VILLA カザフスタン | 11.0% | 7ヶ月 | 優先70%:劣後30% | 392,900,000円 |
TECROWD32号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU平塚徳延」 | 5.5% →15.7%(実績) | 24ヶ月 | 優先90%:劣後10% | 80,160,000円 |
TECROWD(テクラウド)の運用ファンドは海外不動産ゆえの高利回りが特長です。
他社の不動産クラウドファンディングでは3〜8%の想定年利回りのファンドが多いですが、TECROWD(テクラウド)では年率10%を超えるファンドも普通に取り扱いがあります。
ファンド運用期間は最長で10年1ヶ月(121ヶ月)というものもありましたが、多くのファンドが7ヶ月〜24ヶ月の運用期間となっています。
優先劣後方式の出資割合も日本国内ファンドは劣後出資割合が5%まで下がる場合があるものの、海外運用ファンドではモンゴルで10%、カザフスタンでは20%以上の劣後出資を行い、劣後出資比率を高めることで海外ファンドの不安に対処する姿勢も見えます。
TECROWDでは配当支払・元本償還実績レポートをファンド運用終了後毎に更新・公開しています。
こちらの償還実績レポートでは早期償還を実施したファンドでは想定年利回りを大きく超える実績年利を実現しているものもあり、想定より高い利回りで償還できたファンドでは投資家にも積極的に還元しているのがわかります。
- 出資金の元本割れが過去1度もない(2024/08/01時点)
- 運用ファンド実績も多い
- 想定年利回りを超える配当支払もある
こうした点でこれまでのTECROWD(テクラウド)の運用ファンド実績は非常に魅力的と言えます。
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TECROWD(テクラウド)のメリット
- 優先劣後構造による投資家の出資金の保護
- 不特法に基づく投資家資金の分別管理体制
- グループ内の海外金融事業会社を使った為替リスクヘッジ
TECROWD(テクラウド)の不動産クラウドファンディングでは、先の特長の解説にもあげたこの3つは大きなメリットとなっています。
さらにこれら以外にもTECROWD(テクラウド)を利用するメリットには以下のものがあります。
利回りの高い海外不動産の運用ファンドが多い
海外不動産のファンドを多く手掛けるTECROWD(テクラウド)の不動産クラウドファンディングはその利回りの高さが大きな魅力でありメリットです。
海外の不動産市場は日本国内よりも成長余地が大きく、さらにTECROWD(テクラウド)が主に扱うカザフスタンやモンゴルのような新興国であれば物件価格が安いこともファンドの高い利回りに繋がっています。
TECROWD(テクラウド)の利回りの良さは他社の不動産クラウドファンディングと比較しても明らかで、想定年利回り10%を超えるファンド組成ができるのは数社しかありません。
主な不動産クラウドファンディング | 想定年利回り |
TECROWD(テクラウド) | 5.5%〜11.0% |
victory fund(ビクトリーファンド) | 8.0%〜10.5% |
ASSECLI(アセクリ) | 6.0% |
CREAL(クリアル) | 3.0%〜6.5% |
Rimple(リンプル) | 2.7%〜5.0% |
Jointα(ジョイントアルファ) | 3.0%〜6.0% |
FUNDROP(ファンドロップ) | 5.0%〜8.0% |
ちょこっと不動産 | 3.9%〜7.0% |
海外不動産ファンドが多いことで、全体として他の不動産クラウドファンディングより高利回りな傾向があることがTECROWD(テクラウド)のメリットです。
海外不動産へ10万円から手軽に出資できる
日本人が海外不動産投資を行う際には困難となる点がいくつかあります。
現地の言語や文化の違いによるコミュニケーションの困難さ、法律や税制の違いによるリスク、物件管理の難しさ、通貨の為替リスク、急な規制変更による外国人への物件売却の制限などです。
海外不動産投資では日本国内の不動産投資とは全く異なった難しさがあります。
しかしTECROWD(テクラウド)の不動産クラウドファンディングなら、こうした海外不動産投資について回る困難なポイントをすべて運営会社がカバーしてくれます。
日本円で10万円から出資するだけの手軽さで海外不動産投資ができるのは他社にはないTECROWD(テクラウド)の大きなメリットです。
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TECROWD(テクラウド)のデメリット
- 出資法の制限により元本保証は行えない
- ファンド運用期間中の中途解約は原則としてできない
- 人気ファンドは応募が殺到して出資できない場合がある
不動産クラウドファンディング各社に共通のデメリットとしてこれらが挙げられます。
ただこれらはTECROWD(テクラウド)だけに限った話ではありません。
ここではTECROWDに固有の欠点でありデメリットと思われる点を解説します。
他社と比較すると高い1口10万円からの出資額設定
TECROWD(テクラウド)の不動産クラウドファンディングは1口10万円からの出資となっており、ファンドへの最低出資額は10万円になります。
他社の不動産クラウドファンディングでは1口1万円から出資可能なところが多く、口数を増減することで出資額も1万円単位で投資家自身で決められます。
しかしTECROWD(テクラウド)では1口10万円からのため、投資家は10万円、20万円、30万円と10万円単位でしか出資額を決められません。
多くのサラリーマン投資家にとっては金額面での出資の手軽さは損なわれていると言ってよいでしょう。
この点はTECROWD(テクラウド)のデメリットと言えます。
海外不動産は投資家自身に土地勘や知識がなく情報を判断しにくい
TECROWD(テクラウド)では海外不動産ファンドについても物件やマーケットについてかなり詳細な情報提供が行われています。
しかし国内不動産と違い、海外不動産の情報は投資家自身に土地勘も知識もないことが多く、TECROWD(テクラウド)が提供する情報を読み込んでも今ひとつ判断が困難なこともあります。
例えば「東京都文京区、後楽園駅(南北線、丸ノ内線)徒歩15分に位置するヴィンテージマンション」なら言葉だけでもある程度のイメージができます。
一方で「カザフスタンの旧首都アルマティ市の郊外にある高級住宅地」と言われても、ピンとこない人も多いのではないでしょうか?
このように提供されているファンド情報の内容の理解や情報の判断がやや困難な点はデメリットと言えるでしょう。
海外不動産ファンドにはカントリーリスクがある
海外不動産投資におけるカントリーリスクとは、投資先の国の政治・経済・社会状況の不安定化や混乱などによって、投資を回収することが困難になる、また、その国の通貨価値が急激に下落するなどのリスクのことを指します。
カントリーリスクには急な規制変更によって外国人への物件売却が困難になる、通貨の海外持ち出しが制限される、などが挙げられます。
TECROWD(テクラウド)は海外のグループ企業を通じた為替リスクや取引制限の回避など、ある程度のカントリーリスクに対しては十分な対応ができると考えられます。
しかし投資先の国の急激な政治や社会状況の変化に対するリスクと決して無縁ではない点はデメリットと言えます。
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TECROWD(テクラウド)の評判・口コミ
TECROWD(テクラウド)について、すでに出資をしている投資家からの口コミや評判をいくつかご紹介します。
ファンド応募は先着順で競争が激しい
18時から募集開始したTECROWDですが、予想通り、あっという間に募集金額に達し、キャンセル待ちに変わりました。
https://twitter.com/invest_km/status/1552584486017085440
アクセスが集中したため、ページが更新されず、申し込みは出来ても、契約に変遷できない状態になりました。
そろそろ、先着順から抽選式に変更になりそうですね。
こんばんは🌙😃❗️
https://twitter.com/OL79346280/status/1621434129937227777
本日、18時募集開始のTECROWDですが、申込ボタンすら見られませんでした🤣🤣
抽選にかけるしかない😭
TECROWD(テクラウド)では募集ファンドへの応募は先着順または先行抽選となっています。(※2023年5月時点)
基本的に先着順の応募となるため、ファンド募集開始時刻と同時に申し込めるように準備していないとファンドへの出資は難しいようです。
高利回りの海外不動産ファンドに出資できるTECROWD(テクラウド)のメリットは不動産クラウドファンディング投資家の間でも知れ渡るようになり、先着順の競争が激しくなっています。
ファンドの募集スケジュールをしっかり把握し、募集開始時刻に向けてしっかり準備して待機したいところです。
ファンド応募は先行抽選なら他社よりチャンスあり?
TECROWDの先行抽選2回に1回は落ちてるな。
https://twitter.com/hetappi_zinsei/status/1619967476875526144
そして一般募集は勝てない…
TECROWD 40号ファンドも落選だった🥲1901名のうち296名当選てことは、6.4倍か。一般募集で申し込んでみよ。
https://twitter.com/erikitafund/status/1619946257065312256
TECROWDでは一部のファンドで先着順の前に先行抽選での応募も可能です。
すでにTECROWDを利用している投資家からの口コミや評判を調べた限りでは、他社の不動産クラウドファンディングの抽選応募よりはやや倍率が低い印象があります。
仕事などでスケジュール管理が難しく先着順での応募が困難な場合は先行抽選が可能なファンドに絞って応募するのも有効な手段と言えそうです。
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TECROWD(テクラウド)で投資を始めるには
TECROWD公式サイトからメールアドレス、パスワード設定のみで無料の会員登録を行います。
メールアドレスの認証後、ログインすることでファンドの詳細情報を見られるようになります。
TECROWDのファンドに出資するには会員登録後に投資家登録を行い個人情報を登録します。
本人確認は「スマホで完結。本人確認」の場合、本人確認書類として運転免許証かマイナンバーカード(顔写真付)のアップロードにより申請完了します。投資家登録申請後はTECROWDにて審査が行われ、1〜3営業日で投資家登録が完了します。
投資家登録完了後、TECROWDで審査が行われます。
「スマホで完結。本人確認」の場合は約1〜3営業日で登録完了。
スマホでの本人確認が難しい、複数の本人確認書類のアップロードで登録する場合は約5〜7営業日で登録が完了します。
投資家登録が完了すると募集中のファンドに申込できるようになります。
申込口数を入力後、「契約成立前書面」「クーリング・オフについて」を確認し、出資額を確認して契約に進みます。
契約に進み「契約成立時書面」の確認を完了すると出資金の振込口座の案内メールが届きます。
メールに記載の振込先に出資金額を振り込めば出資完了です。
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TECROWD(テクラウド)のよくある質問
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まとめ:TECROWD(テクラウド)は怪しい投資先ではなかった
- 高利回りの新興国不動産ファンドの取扱いが魅力
- 1口10万円から円建てで海外不動産に出資ができる
- サービス開始以来、元本割れは一度もない
- 海外の現地グループ企業を通じ為替リスクやカントリーリスクを排除
- ファンド募集は原則として先着順。一部のファンドでは先行抽選枠もある
- TECROWD(テクラウド)の振込口座は楽天銀行の口座が出金手数料無料でおすすめ
TECROWD(テクラウド)は海外不動産のファンド実績が豊富な不動産クラウドファンディングで、国内では非常にユニークな存在です。
海外不動産ならではの高い利回り、そしてモンゴルやカザフスタンといった開発著しい新興国に現地グループ会社がある強みを生かしたファンド組成を行なっています。
海外での投資話には情報不足からくる怪しいイメージがどうしても付き纏います。
しかしTECROWD(テクラウド)なら投資家は取引が全て日本円で行えますし、出資するファンドについても明確な情報が提供されています。
そしてなんと言ってもサービス開始から40件以上のファンドを運用し元本割れが1度もないことが非常に好感を持てます。
怪しい案件ではない、安心して出資できる海外不動産投資としても、TECROWD(テクラウド)はおすすめできます。
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不動産クラウドファンディング
実績豊富!元本割れ0件を5年継続中!
出資チャンスが毎月ある不動産クラウドファンディング
CREAL(クリアル)
運営会社 | クリアル株式会社 |
想定利回り | 年率4.0〜5.5% |
最低投資金額 | 1万円から出資可能 |
運用期間 | 8ヶ月〜24ヶ月 |
運用実績 | 組成ファンド数:100 累計調達額:367億円 ※2023/11/01時点 |
メリット | サービス開始より元本割れ0件を継続(※2024/01/01時点) 上場企業が運営 |
2018年11月のサービス開始以来、累計調達額350億円突破・償還実績元本割れ0件(2023年11月時点)という実績を上げているのがクリアルです。
取扱ファンドは需要の固い都内賃貸マンション一棟運用が8割強。業界大手かつ毎月ファンド募集があり、これから不動産クラウドファンディングに投資したい方におすすめです。
メールアドレスだけの無料会員登録でもファンド詳細がわかるので、気になる方は無料会員登録だけでもしておきましょう。
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当記事が主に参照・引用している法律・公的機関・関連団体一覧